外構と庭の展示場の久しぶりブログ

前回、謹賀新年(二十三節気 六十七候 小寒(初候))以来の展示場のブログでーす。すっかり淋しくなった展示場の木々や草花たち、お伝えすることも少なく今回は展示場内のコニファー(針葉樹)のシンボルツリーの紹介です。左の写真は昨年の秋、右の写真は今年の大寒ころの写真です、右からコルムナリス・ゴールドライダー(奥)・グリーンコーン右手のコルムナリスは樹高6m葉張り2.3m推定樹齢20年の円錐形です。このコルムナリスと一番左のグリーンコーンは共に茶色・?茶褐色と冬期間は変色致します。真ん中(奥)のゴールドライダーは変色致しません。日当たりの悪い部分は変色せず緑色で普段の色よりちょっとくすんだ程度です。一時期人気のあったコニファーを植えて初めての冬を迎えると、お客様から冬が近くに成ると「枯れてきている」「枯れた」とよくご連絡を頂いたものです。円錐形のコニファー類は剪定をしなくても樹形を保ちます。お店のコルムナリスは最高樹高10m位と言われておりますが、一般の庭ではそこまでいかないような気がします。如何でしょうか庭の列植に狭円錐形のコニファーは手間も掛からず、道行く人の目を奪います。大きく成ったからとバッサリ樹冠を落とすと樹形が変わります。放任主義の列植なら2~2.5m間隔で植えて楽しまれては如何でしょうか?。下草は黄金色のフィリフェラオーレアですが冬期間は同じく変色致します。

茶花にも使われる、展示場内坪庭の白侘助(wabisuke)〔茶人笠原侘助が好んだから〕また 侘助という人物が朝鮮半島から持ち帰ったからという説『 広辞苑』諸説有り。ツバキ科の常緑樹。普通のツバキより葉は小さく細い、椿の中では派手さの無い一重咲きの侘助は、いつもの年なら年末にちらほら咲き始めるのが、大寒の今に成って一輪見つけた、蕾も沢山有るのでこれからいっぱい咲くと思うと楽しみです。赤紅色の紅侘助も場内に植えてみたい一本です。
二十四節気 第七十候 大寒 (初候)KUTONKA
2018年01月22日